試行的面会交流とは何ですか。

面会交流とは?

電話をする子供のイメージ画像そもそも面会交流とは、子どもと同居(監護)していない親が子に直接会ったり、または会わない場合でも電話や手紙などを通して意思疎通を図ることを言います。

この場合の親は、離婚した親だけでなく、婚姻中の親も含まれます。

何らかの理由で子と一方の親が別居している場合、子がその親と会う場所や頻度、方法をめぐり話し合いが行われることがあります。当事者間の話合いでの解決が難しければ、裁判所の調停などを通して行われることになります。これが面会交流の調停です。

試行的面会交流とは?

試行的面会交流は、裁判所の一室を利用するなどして、実際に子どもと同居していない一方の親と子どもが面会交流を行うことを言います。

試行的面会交流が行われる場面には、面会交流調停・審判のほか、子の引き渡し・監護者指定の調停・審判など、子の監護を争点とする手続のなかで行われます。

試行的面会交流は、家庭裁判所の調査官が裁判官から「試行的面会交流の援助」の調査命令を受けて行われますので、それがないにも関わらず、当事者が調停期日に突然子を連れてきて、もう一方の親に会わせるなどの方法で行うことはできません。

子供と遊ぶ男性のイメージ画像試行的面会交流の際、家庭裁判所の調査官がこれに立ち会います。調査官は、面会交流の際の子どもの様子や親の様子を観察、記録し、のちに調査報告書にまとめます。この調査報告書は、そのとき行われている裁判手続のなかで非常に大きな役割を果たすことになります。

また、通常、試行的面会交流はマジックミラーのついた部屋の中で行われますので、弁護士に依頼している場合は、代理人である弁護士もマジックミラー越しにその様子を観察できることが多いです。

試行的面会交流が行われる日時は?

カレンダーのイメージイラスト試行的面会交流は、裁判所の職員である調査官立会いのもと、裁判所で行われますので、平日の午前9時ころから午後5時ころの間に行われることになります。

したがって、お仕事をされている方は、お仕事の時間を調整していただく必要がありますし、お子さんも場合によっては学校を早退するなどの必要が出てくることもあります。

時間の調整は大変な作業ですが、とても大切な手続になりますので、時間をしっかりと確保し、集合時間には遅れないように注意する必要があります。

 

家庭裁判所の調査官の前で行われる試行的面会交流は、いつもと違う状況にお子さんも親御さんも緊張して戸惑うこともあります。

試行的面会交流についてお困りの方は、ぜひ一度当事務所にご相談ください。

 

 



「面会交流」についてよくある相談Q&A


よくある相談Q&A