年金分割請求の手続きはどのようにすればよいですか?

ポイントイメージイラスト年金分割には、合意分割と3号分割がありますが、合意分割をする際の主な手続きの流れをご説明します。

1.情報提供請求

夫婦であったものの双方または一方が、離婚の前後を問わず請求できるとされているのが年金保険料の納付状況や分割の対象となる期間等の情報が記載された「年金分割のための情報通知書」です。

年金分割において請求すべき按分割合を定めるに当たっては、按分割合の範囲を正確に把握する必要があります。

年金手帳のイラストまた、離婚時において問題を複雑化させないために、特にメリットがない場合は年金分割をしないという選択肢も考えられますが、その判断をするためにも当事者が年金分割に必要な一定の情報を把握することが必要です。

したがいまして、年金分割を考えるにあたっては、まずは情報提供請求をすべきでしょう。

 

2.年金分割の按分割合について当事者間の協議

話し合いのイメージイラスト合意分割においては、按分割合を当事者間で合意することができます。

ここで、按分割合の上限は2分の1とされていることから、2分の1かそれよりも低い数値で合意をすることになります(実務上は2分の1とされることが多いようです。)。

当事者間で合意のための協議が調わない場合には家庭裁判所に申立てを行うことも可能です。

 

3.公正証書等の作成

書類を作成する男性のイラスト当事者双方が合意をした後は、年金事務所に年金分割請求をすることになりますが、その際には夫婦間で合意した内容を証明する書類が必要となります。

具体的には、当事者双方が年金分割請求をすること及び請求すべき割合について合意している旨記載し、当事者が自ら署名した書類や、当事者が標準報酬改定請求をすること及び請求すべき按分割合について合意している旨が記載された公正証書又は公証人の認証を受けた私署証書を作成することになります。

 

4.年金分割の請求

年金のイメージイラスト年金の分割割合が確定したら、年金事務所に「標準報酬改定請求書」を提出することになりますが、請求は夫婦いずれか一方のみで行うことができます。

 

 

 



「年金分割」についてよくある相談Q&A


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