別れた夫が子どもに会うことを嫌がります。面会交流をさせるにはどうしたらいいでしょうか?

Q:離婚後、自分に親権がある子どもが、別れた夫に会いたがります。
しかし、別れた夫には新しい家庭があり、子どもに会うことを嫌がります。
子どもに別れた夫と面会交流させてやるにはどうしたらいいですか。

離婚後の子と離れて暮らす親との面会交流についても話し合いにより合意をしたり、調停を申し立てることができます。

悩む主婦のイメージイラスト

離婚後であっても、面会交流について子どもの父親と母親の協議が調わないときは、子どもの父親または母親は、面会交流についての調停、審判を申し立てることができます。

もっとも、子ども自身に調停の申立権がありません。

面会交流は、子どもの福祉の観点からも、できるだけ両親双方の話し合いによって解決することが望ましく、ご質問のような場合には、協議により解決を目指すか、子どもと暮らす親が調停を申し立て、双方のさまざまな事情(父、母、子どもの生活状況、離れて暮らす親と子どものこれまでの面会交流状況、各人の意向)を考慮して、子どもと離れて暮らす親がどのような面会あるいは交流をするのが、子どもにとって最善なのかを話し合うことになります。

この点、離婚時に2歳になったばかりの子が6年後、まったく記憶にない父親に会いたがり、親権者である母親が父親に対して面会交流を求めた事案では、子の父母を中心として子を取り巻くさまざまな事情を総合考慮した結果、「将来的に完全に面接交渉を禁止すべき事情は窺われないものであるにしても、相手方(父)と子の直接の面接交渉を早急に実施することは、子の福祉に必ずしも合致するものではなく、消極的にならざるを得ない。

デイライト法律事務所勝木萌将来的には、環境を整えて、面接交渉の円滑な実施が実現できるようになることが期待されるが、当分の間は、間接的に手紙のやり取りを通じて交流を図ることとするのが相当である」とされた審判例もあります(さいたま家審平19.7.19)。

 

 



「面会交流」についてよくある相談Q&A


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